朝早く起きて、静かな時間に集中するのは
とても心地がいいことなのですが
「早起きする目的が何か」を決めている方が
続けることができるように感じます。
この記事を読むことで
- 「早起きができない」という苦手意識が低くなります。 →朝のルーティンを決めておく
- 具体的な方法で目を覚ます方法を知ることができます。 →ルーティンを9つ紹介!
かくゆう私も今年の1月
朝活に魅力を感じ、4時半起きに挑戦しました。
冬の4時半は真っ暗。
「そろそろ6時半かな〜?」と
外の明るさで、時間がわかる感じでした。
加えて、寒さのあまり布団から出ることがなかなかできず
楽しさより、罰ゲームのように感じる日もありました。
朝の静けさや、早起きした時に感じる1日の長さ
1日の充実感は心地よかったはずなのですが
その生活も2月の下旬には終わりました。
Twitterで朝活をしている人たちに感化されながらも
挨拶やコメントをすることが目的になっていたため
朝の貴重な2時間、Twitterの挨拶で始まり、挨拶で終わる・・・
「結局何がしたいんだろう・・・」と思って
Twitter自体、やめてしまいました。
資格勉強、静かな時間に瞑想、終わらせたい仕事があるなど、目的があると続けられる可能性、大◎!
しかし、私の中では驚きです。
全く起きれなかった私が、4時台に起きることが
1ヶ月でも続けることができたことに。
考えが甘いのぉ〜
仕事をしていた時も
鬱手前と病院の先生に言われている今でも
いつもいつも朝は苦手です。
仕事の日は、ギリギリまで寝て
「仕事中眠くなったら大変だから」
と言い訳をしながら眠り続けていました。
(どれだけ寝ても、結局、仕事中に眠気は襲ってくる!)
今年の1月になぜか早起きをしたい!
と思って実行した時に
目的こそありませんでしたが
1ヶ月ほど続けられた要因が何だったのか考え
どうして今、5月現在、早起きがどんどんできるようになっているのか
そして朝弱人間の私が、朝早く起きることができた理由を
分析していきます。
①目覚まし音を振動モード(バイブ)へ
朝早く起きることができるようにと
目覚ましの音楽を、好きな歌手の曲に設定しました。
朝、大音量で音楽が流れると
ビクッ!と驚くと同時に不快感が襲い
一瞬で消して、スヌーズをおす(二度寝確信犯)
また10分後に同じことを繰り返す、そんな生活でした。
全くその歌手は悪くないのですが
朝の目覚ましの曲に選んでしまったがために
嫌いになったこともありました。
目覚ましの音楽や、目覚まし時計のベルの音に
ビクッとした結果、起きることができればいいのですが
私は残念ながらできませんでした。
不快感が残るだけでした。
そんな時、Twitterでとある情報を知りました。
目覚まし音をなしにして、バイブレーションで起きていると。
確かにiPhoneのアラームの設定に
サウンドをなしにして
バイブレーションに設定することができるんです。
音も鳴らないし、絶対起きれへんやろ・・・
と思っていたのですが
実際に寝坊しても大丈夫な日に実験してみると
すごい心地よく起きれる!!!!!
あの音楽のように、ビクッと驚いて起きる感じが全くなく
ブーブーと振動で起きる感じ。
落ち着きを感じながら起きれることに、感動を覚えました。
静かな朝は、意外とバイブ音も響く。
自己責任にはなりますが
一度予定がない日などに、目覚ましをバイブにして起きてみてはいかがでしょうか?
まずは予定がない日から、バイブで起床お試しあれです!
②唱える
バイブにより
心地よく起きる時間を迎えられても
それでも「もうちょっと寝ようかな〜」
と思ってしまうことはあります。
天使と悪魔ってやつやな。にしてもしつこいねん、はよ起きろや〜
そんな時、私はこうやって心の中で唱えます。
朝はいつ起きても眠い!!!!!!!
この言葉を知った時に、
確かに!!!!!!と目から鱗でした。
4時半に起きても、8時半に起きても、10時半に起きても
朝はいつも眠い。
それだったら二度寝、三度寝して「眠い」をなん度も繰り返すより
4時半に一回「眠い」感じて起きた方がいいかもしれない!
とやる気が出ました。
それから朝は、天使や悪魔のささやきより先に
「朝はいつ起きても眠いから、今起きとこう」
と唱えるようにしています。
悪魔に邪魔されそうになったら、「朝はいつも眠いんじゃー」と唱えてみてください。
③太陽の光
残念ながら冬に早起きを実行していた頃は
カーテンを開けても真っ暗。
「太陽よりも、早起き!」
と自分に言い聞かせていましたが
冬の早起きは、本当に大変でした。
続けてる人たち、ほんますごいわ〜
しかし季節は変わり
この時期になると、もう4時半は明るいです。
太陽がカンカンに照っているわけではないですが
外が明るいと
電気の光とは少し違う眩しさで
目覚めさせてくれます。
セロトニンという幸福ホルモンがあるのですが
それは朝日を浴びることで、生成が始まります。
夜眠たくなる体を作るにも
セロトニンは欠かせません。
夜の眠りが快適ではない場合
朝の太陽を意識してみてください。
「太陽さんありがとう!」と1日に1度、感謝の気持ちを伝えたいものです。
④空気の入れ替え
朝の部屋の中は
私たちが呼吸をした時にでる二酸化炭素でいっぱいになっています。
むーっとした空気が漂っているので
朝一番には窓を開けて
空気の入れ替えをしたいものです。
窓を開けても寒さで身震いすることもなく
気持ちいいと感じる時期になってきました。
そしてこれからは、窓を開けても蒸し暑く
エアコン必須の季節になっていきます。
この時期の風の心地よさを感じながら
空気の入れ替えを、楽しみましょう。
空気の入れ替えで、心も体もスッキリ
⑤トイレに行く
身体に溜まった老廃物を
朝一番に出すことが目的でもありますが
「トイレまで歩くこと」
が目を覚ます手助けをしてくれます。
ベッドの上にずっといると
眠気という誘惑に負けてしまうこともあるでしょう。
でも歩くことで、目はどんどん覚めていきます。
冬、私はこれができませんでした、寒すぎて。
ふとんの中で、必死こいて目を覚ましとったな〜
しかし最近はこれができます。
おそらく寒さの関係です。
だんだん蒸し暑くもなってきたので
早くトイレに行って、手を洗って、水を触りたいー!
という感覚です。
とにかく早く、ベッドや布団から離れるよう心がけます。
⑥歯を磨く
基本、朝は歯を磨きます。
1月に始めた早起き生活では
朝布団から出れなかったので、起きてすぐ歯磨きはできませんでした。
最近、早起き生活を再開し始めてから
起きてすぐ磨くようにしています。
口の中のねばつきや口臭
やはり気になります。
きっと生活習慣に問題ありなんでしょうが
まずは歯磨きで、口の中をさっぱりさせます。
これで完全に目が覚めます。
(あくまで今は生活習慣ではなく、目を覚ます方法にフォーカスしています)
あまりしすぎるのもいけないのですが
歯ブラシで「舌」を軽いタッチで2、3回こすると気持ちがいいです。
私たちが眠っている間に
体の中では、その日食べたものの消化が行われています。
朝になると、消化しきれなかったものがなんと
「舌の上」に浮かんできます。
なので朝一で口の中のお手入れをすることで
スッキリすることができるんですね!
歯磨きで完全に目を覚ます!
⑦音で目を覚ます
大体はこの時点で、ずいぶん目は覚めているのですが
時々、眠くてたまらない時があります。
そんな時の私の必須アイテムが
「オーディオブック」、聴く読書です。
テンションが低すぎる時は好きな音楽を聴く時もありますが
内容が明るい系の小説を聴いたり
自己啓発本を聴いてテンションを上げたりして
朝を過ごすのが好きです。
朝の時間だけではなく
歯を磨く時、髪を乾かす時、洗濯物を干したり畳んだりする時などなど
ちょっと耳が寂しいな〜という時に
使っています。
聴く読書のアプリによって違うかもしれませんが
読み上げ速度も変えれるので
ぼーっとしてても、勝手に進んでくれ
1冊読み終えるのにかかる時間が
ずいぶん短縮されました。
聴きながら体を動かして、目を覚ましています。
少し余談ですが
ぼーっとする時間ってとっても大事なんですね。
その時間に人間の脳の中では情報の整理整頓がされていて
何かに取り組んでいる時よりも必要な時間だと言われています。
洗濯物を畳みながら聴く読書
ご飯を食べながら聴く読書
歯を磨きながら聴く読書
〇〇しながら⬜︎⬜︎をするってとても効率がいいんです。
一気に2つのことが進んでいるので
充実してるな〜と感じるんです。
でも例えば
昨日来ていた服に「私を守ってくれてありがとう、次着る時もよろしくね〜」
と伝えながら畳む。
服のことを思って、その行為に集中する。
それってもはや、瞑想なんですよね。
聴く読書を始めてから
不思議と紙の本を読む機会もふえ
その本の中で学んだことです。
1つのことに集中することの大切さ。
食べる時も
その食材のことを考えたり
一緒にいる人と楽しみながら食べたり
よく噛んで素材の味を楽しむこと
それも1つのことに集中しているから
とっても大切な時間なんですね。
聴く読書のおかげでたくさんの本に出会え
情報を手にいれ、実生活に役立てることができる。
ありがたいと同時に、ながら生活が増え
ぼーっとする時間がもったいない!
と何かにせかされているような気分にもなっている。
でもこれもなんだか私らしくて
ハマる時はハマって
ちょっと疲れたなと感じたら、やめる。
聴く読書も同じで
今年の1月に聴き始め
元は取るくらいの本の読み上げを聴き
2〜3月は全く聴かない。
また4月から本の魅力を改めて感じ
必死こいて自分のモヤモヤや悩みの答えを
本から探している。
そして少しずつ見つけることができている。
気がむくままに、自然に、そして勝手に
ながら生活をしてはやめをしていたんだな〜と。
1つのことに集中する時もあれば、
あれもこれもしたい!と思う時もある。
時間を有効に使いたいと思う時もあるし
結局はバランスが大切だと
聴く読書をして感じました。
どうして今までこんなにすばらしい本を読んでなかったのか!
と気付きをくれたのも「オーディオブック」。
初めの文章を聴くと
おもしろそうな話だな、今の自分に合うな
というのが直感でわかるので
好きな本に出会う機会が増えたのも感謝です。
自分の生活に合わせ「聴く読書」を取り入れると、充実感が増します。音楽は自分を癒してくれるので、朝のテンションが低い時は、きっと助けてくれますね!
⑧ブルーライトを利用する
質の良い睡眠をとるために
夜はなるべくブルーライトを避けるようにしています。
目が覚めて、なかなか眠れなくなってしまうので。
目が覚める?
そしたらこのブルーライトを朝浴びたらいいんじゃない?!
となり、眠たい朝こそ
iPadやiPhoneから発する光の力を借りよう!と思い
朝、目覚めるために、iPadを開くようにしています。
少し触れるだけで、あっという間に目が覚めるあたりが
さすがブルーライト!と感心しますが
朝一発目の光は
太陽がおすすめです!
太陽の光を浴びたあと、ブルーライトを浴びてみてはいかがでしょうか
⑨体を動かす
朝のストレッチは
体を目覚めさせるにももちろん効果アリなのですが
体を動かすことで、アドレナリンが分泌されるので
運動後に集中力や記憶力、学習機能がアップしたり、やる気がでたりなど
うれしい状況が体に訪れます。
その後の作業に良い影響を与えてくれるってことですね!
もうここまできたら、完全に目が覚めるので
早く起きて、体の調子がよい状態だと
1日が長く感じ、充実できると思います。
朝活を始めてよく感じる「まだ6時半?」の感覚が
よみがえって来ました〜!
運動は、目を覚ますだけではなく、健康にもいいんですね!
まとめ
今まで紹介した9つの行動は
私の中でルーティン化しています。
もちろん季節や自分の感覚によって
多少前後することはありますし
ルーティン化しても起きれないことだって
まだまだあります。
でも決めておくことが大事です。
朝起きたら〇〇をする!
と決めておくのとおかないのでは、大きな差があることを知りました。
朝眠たい時の頭の中では「ま、寝ても大丈夫やろ」という気持ちに満ち溢れ、誘惑に負けます。
しかし朝のルーティンを決めておけば
「まずは〇〇をしますよ!」→「あたなはすることがあります。起きましょう」
となるんですね。
ルーティン+目的があれば
起きる理由ができるので、
私のような朝弱人間にもできるようになりました。
でも毎日のように早く起きれるわけでもなく
ギリギリの時ももちろんありますが
そんな時はよく分析しています。
- たとえ20時までに電子機器から離れても、その日1日ずっと電子機器を使っていたら、早起きするのは難しい。
- 晩ご飯の時間が20時以降だと、次の日早起きできない可能性が高い。
- たとえ22時に寝ても、その日疲れすぎていると早起きできない。
これはあくまで私自身の話です。
でもこのように早起きできない自分を責めるのではなく
早起きできている日とできない日の違いを分析してみて
次にいかすことができるようになると
自分を嫌いにならないですみます。
そして、②唱える、③太陽の光、⑤トイレに行く、⑥歯を磨く
これらは1月に始めた朝活のルーティンには入っていなかったものです。
今回取り入れてみて、早起きがスムーズにできるようになったので
紹介してみました。
自分に合うルーティンを見つけるのが1番いいな〜
ま、それがめんどくさくてやらないから
朝が苦手だったんやろけどな〜
朝、充実した時間を過ごせる人が増えたら
もっと自分を好きになれると思います。
私は
「自分を好きってなに?どういうこと?」
と思っていましたが
早起きしている自分、頑張ってるやん!むしろ楽しんでない?
と思ったり
できなくても分析して、次にいかそうとする自分を俯瞰的に見ると
自分、なかなかええやん〜
と感じることができます。
きっとこれが、「自分を好きになる」の一歩なんだと感じました。
自分自身に満足でき、そして好きになったら
ちょっとやそっとのことでイライラしなくなります。
そうすると平和な気持ちになります。
1人1人がつながらなくとも
1人1人が平和なら、平和は自然に広がる。
朝活して朝に勝って、充実した人生を送ろう!
と感じる朝でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント