パット・パルマー著
eqPress訳
広瀬弦画
『自分を好きになる本』
を読みました。
本の内容説明というより
この本から何を学び、感じ
これからどうやって人生にいかしていくかを
このblogでは書いていきます。
「おすすめの本」を紹介するというよりも、
「おすすめできる本」を私自身が探している、と言う状況にあります。
読書記録
本を読んだ時に
記録に残すのも大切ですが
記憶に残していたいなとも同時に感じています。
その本から「気付いたことを3つ」
その気付いたことから実行に移すための「TODOリストを3つ」
そして「読書感想」を書くようにしています。
本を読む前と
読んでいる時に気付いたこと
そして本を読み終わって
どんな気分になっているのか
その気持ちを無駄にしないように
どうやって普段の生活にいかしていけるかを
書いています。
それとは別にNotionのアプリを使って
本の名前、著者、本の感想を⭐︎の数で表現、本もジャンル、読み終えた日、誰に薦めたい?
を記録しています。
すばらしい本が多すぎて
⭐︎の数で表現すると、ほぼ星5つになってしまいます。
どの本も学ぶことが多く
小中高大、大人になって伊坂幸太郎さんの本に出会うまで
本に触れていなかったことが
本だけに
本当にもったいないな〜と
感じています。
本だけに本当にって、さむ〜
さらっとダジャレ言うなや〜
セルフヘルプ本
自己啓発書、セルフヘルプ本を手にとるということは
自分がいったい何者なのか
どうしたら幸せになれるのか
自分という人間に向き合い、よりよい人生にするための何かを
探しているんだと思います。
きっと私がこの本を手に取ったということは
自分のことを好きになるのは、なかなかむずかしいな、と感じていたり
自分を好きになる方法を知りたい、と思ったり
表紙に惹かれたからかもしれません。
気になって本に触れ
表紙を見て、本の内容が気になってくる。
文字のタッチやイラストを見て、続きを読んでみようと思い
ページをめくる。
興味があれば読みつづけるし
もういいかな、と思ってやめることだってあります。
宿題や課題じゃない限り
心の声や、気持ちに寄り添えるから
本を読むことは、心が落ち着きます。
自分のペースが保てることは
今の私にはとっても重要なことです。
自己啓発本を手にとった時の自分の気持ちに
少し耳を傾けてあげると
何を自分が望んでいるのかが
わかるかもしれません。
聴く読書
「あまり本に触れる機会がない」
という方は
「本を読んでくれるサービス」を利用することを
心からおすすめします。
本を読む時間がない
いつも本を読んでいると眠くなってしまう
誰かが読んでくれたらいいのに。
あります!!!そのサービス!!!
『聴く読書』。
自分のペースで進められるし
自分の耳が元気な限り
そして停止を押さない限り
音声が止まることはありません。
聴く読書のアプリによって
聴ける本の種類は異なりますが
私が今利用している「オーディオブック」は
ビジネス書、自己啓発、心理学、小説など
様々な種類の本があるので
本屋さんや図書館に行っても
普段手に取ることがなかった本を
ダウンロードして聴いてみると
意外とおもしろくて、全て聴いてしまった!
と言う経験もあります。
合わなければとめたらいい。
軽い気持ちで聴いてみてください。
気付き3つ
この本を通して気付いたことを3つ
紹介していきます。
どんな気持ちも大切
ポジティブな気持ちは良く、
ネガティブな気持ちはいけないもの。
なのでなるべくポジティブな言葉を使おう!
もちろん脳は「自分が発する言葉」というのを
バッチリ聞いています。
なのでネガティブよりもポジティブな言葉を口にすると
脳はその言葉通りのものを探そうとしてくれるので
ポジティブワードを使うことは大切です。
ですが、「悲しい」「イライラする」も
心が発している大切なサインだということを
改めて感じました。
悲しいとか、腹が立つという感情を無視して
いつもにこにこと笑顔でいると
自分が今幸せなのか、怒っているのか
感情がわからなくなってしまうということを
私も今までの経験から学びました。
楽しいことを、楽しいと感じれなくなる。
楽しいのか楽しくないのか、わからなくなってしまう。
気持ちは、私がどんな経験をしても
いつも自分のそばにいて
違和感や心地の良いこと
自分がどう感じているかを
教えてくれていたんですね。
心の声を無視していると
取り返しのつかないことになってしまうということを
とてもわかりやすく
優しく表現している本です。
本の表紙に「温度計」の絵が載っているのですが
本を読む前に表紙を見て
どうしてこの絵が表紙になったのか?
と考えながら本を読むのが好きです。
気持ちは、自分の感情をはかっている温度計のようなもの。
気持ちというのは消えることがないので
自分の気持ちに気付き、寄り添うことが大事だということを
伝えたかったのだと納得しました。
怒ることは、責めることじゃない
自分が怒る時、腹が立つ時ってどういう状況だろう?
と考えた時に、ふと感じたのは
大切なことやものを奪われたり
自分のことをからかわれたり
自分の意見を受け入れようとせず
全否定された時かな?と感じました。
そんな怒りの感情を抑える必要はなく
主語を「私」にして伝えるといいということを
知りました。
「私はそういう態度に腹が立ったんよ」
「あなたのそういう態度がイラっとくんねん!」
主語が私か、あなたかで
なんだか伝わり方が違うな〜と
改めて感じます。
腹が立った時は
自分がどう感じたか
どうしてそう感じたのかを伝えると
相手はそれをどう捉えるかは別として
自分の意見は伝えることができると思うし
相手を傷つけたり、責めたりするために
それを伝えるのではないということを知りました。
あと、怒りの感情をコントロールする時に
『はじめてのアンガーマネジメント実践ブック』を読んで知ったのですが
イライラする、腹が立つ、きもい、はらわたが煮えくりかえる、など
怒りのレベルごとに
怒りの言葉のボキャブラリーを用意するといい、と知り
実践しています。
自分が今、どのレベルの怒りなのかを知ることで
無駄に怒らなくてすむことが増えました。
アンガーマネジメントは、怒らない練習ではなく
怒る必要のないことに怒らないですむように
コントロールできるようになることが目的です。
またこの本の読書感想も書こうと思います。
そのままでいい
そのままでいい。と聞くと
現状維持?と思ってしまうこともありますが
まずは
今の自分を認めてあげること
がとっても大事です。
そうしないと、次のステップに進むのはとても難しいです。
今のままではだめだ。と感じてしまうと
自分が嫌いになり
前になかなか進むことができません。
今の私で充分だよ、と伝えてあげる。
それでもこのままじゃだめだ!と感じるなら
小さなステップをひとつひとつ登って
成功体験をたくさん積んでいきます。
太陽にあいさつをする、しっかりご飯をかむ、など
人が怖いと感じる時は、私のベイビーステップはこれでした。
自分1人の力でできること、自分が決めればできることを
目標に設定します。
できたら「すごい!!」とほめちぎり
次は人にあいさつしてみよう、笑顔も追加!
などなど、次は相手がいないとできないことを
目標にして、成功体験を積み重ねる練習をしました。
失敗していても、みんなの意見と違って違和感があっても
私は私。この世に1人しかいない人間です。
もがいても、苦しんでも
何かを変えたいと思っているその姿は
たとえ周りから見て、何も変わっていないようにみえても
心の中では変わっている。
小さい変化が起こっている。
私の好きな言葉で
You wouldn’t feel so stuck if you could see the whole picture.
というものがあります。
私が大好きなWellness To GoのArisaさんが紹介していました。
現状維持のつもりでも
進みたい、変わりたいという気持ちがあれば
それは進歩している。
俯瞰してみたら、前に進んでますよ
という勇気をくれる言葉です。
TODOリスト3つ
続いて、TODOリストを3つ
紹介します。
1日ひとつ、好きなことをやってみる
この本のタイトル『自分を好きになる本』のように
自分を好きになるには
自分が楽しいと感じること
ドキドキすること
お金をかけてでも追いかけたいものや学びたいこと
時間を忘れるくらい没頭すること、など
「自分の好きなこと」を見つけた時に
「自分のことを好きになる」
の状態に近づいているような感じがしました。
よく自己啓発本のワークの中にも
自分のいいところ、好きなところ、得意なことなど
できるだけたくさん書いてみよう
というのがあります。
そのワークをすると
自分の好きなことに意識をむけるので
次第に自分を好きになることにもつながるのだと
気付きました。
誰かに褒められたり
認められたり、成功した時
何かをやり遂げた時も
「自分ってすごいやん」
と思うことによって、自分を好きになることもあるな
とも感じます。
最近私もそのような経験があって
朝活を始めたのですが
早起きできた自分を褒めると、なんだかワクワクしますし
朝がそんなに得意ではない私は
もちろん早起きできないこともあります。
そんな時に自分を責めず
次にどうしたら活かせるのか分析している自分を
俯瞰してみた時に
なんだか自分のことを好きになりました。
「なんで早起きできへんねん!」
と怒る人より
「どうしたら次は早起きできるかな〜?一緒に考えよう」
と寄り添ってくれる人の方が
当然好きになりますよね。
人に対しては、そういうふうに優しい言葉かけができるのに
自分に対して厳しい人は、本当に多いです。
好きなことをすると
だんだんそんな自分が好きになる。
なんとなく実践して感じています。
それでは逆に
どんな時に自分を嫌いになるんでしょうか?
何かに失敗した時
孤独を感じた時
人を傷つけてしまった時
思ったようにうまくいかない時
みんなのようにたくましくない時
相手ばかり気にしちゃう時でしょうか?
そんな時、私はいつも自分に問いかけます。
「どうして嫌いなんだろう?」と。
すると脳や心は、答えを探し出します。
例えばその答えが「堂々としていないから」だとしたら
「どうしたら堂々とできるのかな?」と質問します。
「自分の意見を言えたら、堂々としてるかな?」と答えたら
「どうしたら、自分の意見が言えるようになるのか」と聞き返します。
「自信を持つ」→「どうやったら自信がつく?」
→「たくさん経験をする」→「何をする?」
→「まずは好きなことから」・・・・続く。
そうやって、HOWやWHYを繰り返し自分に尋ねると
「自分の好きなこと」とつながってくるように思います。
好きなことは、自身にもつながるようです。
そして最後に
当たり前だと思われている
体が動くことであったり
目が覚めること
息ができること、目が見えること、香りを嗅ぐこと
それらができることで
自分を好きって言えるのでしょうか?
そんなことできて当たり前。
もっともっとすごいことができないと
自分のことを好きになることは
できないのでしょうか?
私は自分を好きになれない時に
今あるものに、たくさんのありがとうを伝えました。
上記のように
今日も目が見える、鼻が詰まってないから息が吸える!だったり
今日は雨が降ってありがとう、大地も私もうれしい。とか
お日様、エネルギーをありがとう
朝を運んできてくれてありがとう。とか
自分のいいところを探せない時は
今あるものに意識を向けるんやね
すると、そんなに多くの人が気にかけないものを
自分は見つけることができている!
いろんなありがとうを見つけることができている!
とだんだん自分を認めるようになりました。
やっていて楽しいと思えることをします。
それは意味のないことかもしれないし
お金にもならないかもしれないけれど
好きだから手が動いてしまう。
好きじゃないことなら、そんなに続きません。
嫌なことをイヤイヤしている自分が好きですか?
好きなことをワクワクしながらやっている自分は嫌いですか?
たとえば「ケーキ作り」が好きだとして
楽しみながらケーキを作っている姿を客観的に見た時に
それを好き、すてきだと思えたら
それは「自分が好き」ということに
なるんだろうなと思います。
ケーキ作りは好きなこと
ケーキを作る自分を好きになること
やっぱり「好き」にはパワーがあります。
1日に1つ、好きなことをすると
それは自分を好きになることにつながるんですね。
私は本が好きなので
時間を見つけて必ず読書をします。
暇だから読めるのではなく
読書のために、他の時間を削ってもいいと思えるくらい
今、本との出会いを欲しています。
好きなことが見つからないなら
まずは漫画から読んでみてはいかがでしょうか?
私ってすてきだな、と自分に言う
これは誰にでもできることです。
「私ってかわいい」でも「私ってきれい」でも
「私ってすてき、輝いてる」でも
なんでもポジティブになれるような言葉を
自分自身に向かって言うだけなんです。
んなわけないやろって
心の中で思ってへん?
そうなんです。簡単そうに見えて難しい理由
それは
「んなわけねーだろ」
と心の声が邪魔をするからなんです。
そしてネガティブ思考が勝り
結局続けられなくなってしまいます。
この本にも、ネガティブな言葉が出てきたら
「ストップ」
自分のいいところを考えるよう
この本は促してくれています。
とりあえず2週間続けてみて!と
この本も言っています。
自分の発する言葉は
脳はきいています。
「誰が」とか、「過去、現実、未来」の区別がつかないのも
脳の特徴です。
なので自分ってすてき
これ言うの「タダ」ですよ。無料!
お金がかかりません。
残念ながら1日では変わりません。
心の底からくる嫌なツッコミもすごいです。
だから毎日コツコツ続けます。
それに打ち勝つように続けます。
私は少しずつ自分が変わってきているのを
実感しています。
初めは、感情がこもっていなくても大丈夫です。
イヤイヤながら言ってもいいです。
すると、突然
肌のトーンが変化する日がやってきます。
そしたら本気で「すてき!」と
伝えてあげてください。
また次の日、そんな気分になれなかったら
気持ちを込めず、「すてきだな」と言うことを
続けてみてください。
毎日そのようなことの繰り返です。
気持ちは外にだす
気付きを3つあげた中の1つ
「どの気持ちも大切」でもお伝えしたのですが
うれしいも、悲しいも、楽しいも、しんどいも
どれも大切な感情、気持ちです。
うれしいことは、声に出して「うれしい」と伝える。
辛い時は、「しんどいよ」と声に出して言う。
どんな気持ちも「外」に出さないと
誰にも伝わりません。
思っていることを心の中で思うことも大切ですが
ちゃんと言葉にしないと
誰もわかってくれません。
伝えたからといって、状況は変わらないかもしれませんが
相手は私の気持ちを知ることはできますね。
どんなに仲良しのお友達でも
家族でも、恋人でも
心の中を読むことは難しい。
そういえば、サンタさんにさえ
手紙に欲しいものを書かなければ
楽しみに待っていたおもちゃは、やってきませんでした。
サンタさんは心の中にいるよって言ってたから
わかるものだと思っていましたが。
あのサンタさんでさえ、世界中の子どもの欲しいものなんて
わかるわけがない。
なら手紙で教えてあげるのが
いちばん確実に伝わります。
人に言えないなら、紙に書いてみる。
モヤモヤで埋め尽くされた脳から
紙にモヤモヤが移動することで
本当に楽になります。
私の中から出すこと、これがいかに大切かを
改めて知ることができました。
読書感想
「自分のことが好き」と言える人は
容姿が良かったり、仕事で成功していたり
自信に満ちあふれている人だけかな〜と思っていました。
私が自分自身のことをなかなか好きになれないのは
やりたいと思っていることがなかなか行動に移せなくて
モヤモヤしていたり
過去の出来事に対して
いまだに恐怖を感じ、一歩前に進めないでいたりと
頭で思っていることと、現実との差、いわゆるギャップに
あきれているからだと思いました。
めっちゃ自分のこと、嫌いやん〜
そこで自分を好きになるために
まず、「自分が好きなこと」をとりあえずやってみました。
口笛を吹くこと(日に日にうまくなる)
ピアノで「遠い日の歌」を弾きながら歌うこと
本を読むこと
タイピングをすること
アロマを嗅ぐこと、などなど
好きなことは意外とたくさんありました。
そしてこういうふうに、書いてみて気付くのですが
本でインプットしたことを
こうしてアウトプットするためにブログを書いたり
アロマの勉強をして検定に合格したりと
ちゃんと前に進んでる!!と気付くことができました。
そうそうその調子!
自分の成功を書くんやで!
小さいものでOKや!
自己肯定感、大事やで〜
そして好きなことと苦手なことを組み合わせてみました。
早起き+口笛
早起き+アロマの勉強
充実感を感じ、早起きが楽しくなりました。
そして気付きました。
「好きなことをしている自分はすてきだと」
好きなことをしながら、怒っている人はあまりいないです。
逆に怒ってたのに、好きなことをしてリラックスする人はいます。
「好き」には癒しがあり
「自分を好きになるパワー」があることを知りました。
自己啓発本でやたらと
好きなことを100個、やりたいことを100個書こう!
というワークがあるのは
「好きのパワー」を使って行動を促すためだったのだなと
感じることができました。
まとめ
人生に迷ったら、本。
そしてその本を記憶に残しておきたくて
読書記録をつけるようになりました。
気付いたこと3点
TODOリスト3点(本から学んでアウトプットできること)
読書感想を書く
今回は『自分を好きになる本』を読み
気付いたこと、行動できること、感想を書きました。
気付いたこと
TODOリスト
自己啓発本やセルフヘルプ本を読むと
好きなことを見つけよう
好きなことを書いてみよう
あなたのやりたいことを書いてみよう
と好きなこと、ワクワクすることにフォーカスする機会が
たくさんあります。
好きには「癒し」があり
癒されることによって、自分を受け止める心の広さを
養うことができるように感じます。
なかなか進めないな〜と感じても
客観的に見る。
「モヤモヤしてるけど、こうやって本の感想を書いてる
しかも本を今まで以上に読んでいる
本から自分の質問に対する答えを探す力がついている」
こうやってできていることを
文字にして、見ることによって
これまた、自分を好きになることが
できるんですね。
「進んでないように見えて
意外と頑張ってるやん」と。
自己肯定感、高まってんな〜♩ええやん
まずは自分を認め
今までできたことを書いたり
スモールステップで成功体験を積み重ね
好きなことで自信をつけ
自分自身をまずは自分で
癒してみましょう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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